公募型木のまちづくり推進事業|祇園八坂ゲストハウスリノベーション

 

 下地材から全て100%府産材を用いた、公募型木のまちづくり推進事業「京町家ゲストハウス総リノベーション」近況報告です。

 

 現在別棟は、仕上げ造作が来週月曜日で完了します。

母屋2F部分は、最終床仕舞及び壁貼りを行っております。母屋1階部分は、刻んだ階段をかけつつ他の壁立ち上げにかかっております。

 

 この建物は明治建築物であり、既に100年以上経過する中で、安易な改装を繰り返し、切られてはいけないはずの丸太等が切られ、構造体が悲鳴をあげている場所等非常に多く認められています。その補強・補修に、府産材を追加搬入しつつ、補強作業も併せて行っております。

 

担当、私の細かい注文に対し、大工皆様においては120%の心意気で対応して頂き、心より日々感謝しております。

私自身が住みたい位の仕上がりで、設計デザイン担当者として嬉しい毎日です。

 

引き続き良い仕事で納める様励ませて頂きます。